タクシードライバーが夜勤を選ぶメリットや、稼げる理由など、タクシー業界の夜勤の魅力に迫ります。
タクシー業界では「夜勤は効率よく稼げる」と言われています。
夜間は深夜割増料金が適用され、飲み会帰りやイベント終了後の利用客も増えるため、短時間でも効率的に売上を伸ばせる条件が整っているからです。
さらに、昼間に比べて交通量が少なく、安全かつスムーズに乗務を進められるのも夜勤ならではの大きな魅力です。
こうした特徴から、夜勤を選ぶことで未経験でも高収入を目指せるチャンスがあります。
また、タクシー業界には夜勤と似ているようで異なる「隔日勤務」という働き方もあり、自分のライフスタイルに合わせて選べるのも特徴です。
本記事では、夜勤のメリットや稼げる理由に加え、隔日勤務との違いや働き方のポイント、注意点まで詳しくご紹介します。
タクシー夜勤の働き方とは?
タクシードライバーとして働く際、「夜勤に挑戦してみよう」と考える方も多いのではないでしょうか。
なぜなら、タクシー業界では「高収入を目指すなら夜勤が有利」「昼よりも効率よく稼げる」といった声がよく聞かれるからです。
しかし、本当に夜勤のほうが稼ぎやすいのか、体への負担は大きくないのかなど、気になる点も多いはずです。
まずは、タクシードライバーの夜勤ではどのような働き方が求められるのか、その特徴について見ていきましょう。

夜勤の時間帯とスケジュール
タクシーの勤務形態は、大きく「日勤」「夜勤」「隔日勤務」の3つに分かれます。
《夜勤の勤務時間》
夜勤は夕方18時頃~翌朝5時頃までの勤務を指し、拘束時間はおよそ9~11時間程度が一般的です。
夕方から深夜にかけては、仕事帰りの人や終電後に移動する人、深夜帯の飲食業従事者など、一定の利用需要が見込まれます。
▼夜勤の基本スケジュール 例
18:00~19:00頃・・・出庫
⇒車両の点検など安全運転に必要な準備を整え、業務がスタートします。
19:30~翌5:30頃・・・乗務
⇒実働時間は、一般的に約10時間程度です。
また、乗務中は自分のタイミングで合計1時間半程度の休憩を取ります。
夜間の眠気を防ぐために、仮眠を取ることもあります。
5:00~6:00頃・・・帰庫
⇒営業所へ戻り、その日の売上を納金します。
洗車を終えたらこの日の業務は終了です。
夜勤と隔日勤務の比較
夜勤と似た働き方に「隔日勤務」と呼ばれる勤務形態もあります。
《隔日勤務とは》
簡単に言えば、1回の勤務で2日分をまとめて働くスタイルです。
1回の勤務は朝から翌朝まで(例:8時~翌4時)と長く、連続で約20時間勤務(うち休憩3時間程度)が一般的です。
一見すると大変そうに感じますが、勤務明けには必ず1日休みがあるため、体をしっかり休めることができます。
また、2日分の勤務を1回でこなすため、出勤回数は一月あたり11~13回程度に抑えられ、その他は自由に使える休日となります。
そのため、プライベートを充実させやすい働き方として人気があります。
《夜勤と隔日勤務の違い》
夜勤
夜勤はタクシー需要が高まる深夜帯を中心に働く勤務形態です。
乗客が集中する時間帯で効率よく営業できるため、比較的稼ぎやすい傾向があります。
生活リズムは昼夜逆転になりますが、勤務時間自体は一般的な会社員と同程度で、毎日ほぼ一定のため、生活サイクルを作りやすい点も特徴です。
隔日勤務
隔日勤務は、2日分の勤務時間を1日にまとめて行う働き方です。
慣れるまでは体力的な負担を感じやすいものの、連休を取得しやすく、仕事とプライベートのメリハリをつけて効率よく働けるというメリットがあります。
なお、昼夜を跨いで働く隔日勤務では、一日の流れを意識したスケジュール管理がより一層求められます。
時間帯ごとに変化するイベント情報や交通状況、人の流れをよく把握し、計画的に動くことが重要です。
タクシー夜勤のメリット5選
タクシードライバーが夜勤を選択することで、収入面・働き方の自由度・接客の楽しさなど多くのメリットが生まれます。
ここからは、夜勤だからこそ得られる5つのメリットを詳しくご紹介します。

効率よく高収入を目指せる
タクシー夜勤の最大の魅力は、なんといっても「効率よく高収入を目指せる」点にあります。
まず注目すべきは、深夜割増料金です。
22時〜翌5時は運賃が2割増しになるため、同じ時間働いても昼勤より売上を伸ばしやすくなります。
さらに、深夜帯は帰宅需要が高まる時間でもあります。
終電後には、繁華街から郊外の住宅街へ向かう長距離利用が増える傾向があり、1回の乗車で大きな売上につながりやすい点も夜勤ならではのメリットです。
こうした「深夜割増による効率の良さ」と「長距離需要の増加」が重なることで、夜勤は昼勤に比べて高収入を狙いやすい働き方と言えます。
道が空いているので運転しやすい
夜間は昼間に比べて交通量が大きく減り、タクシードライバーにとって非常に運転しやすい環境になります。
道が空いていることで、以下のようなメリットがあります。
渋滞によるストレスがない
目的地までの到着時間を予測しやすい
注意力を保ちやすく、安全運転がしやすい
ストップ&ゴーが減るため、燃料消費を抑えやすい
落ち着いた環境で働きたい方にとっても、夜勤はぴったりの働き方と言えるでしょう。
アプリ配車の需要が増える
現代のタクシー業界では、スマートフォンの「タクシーアプリ」を利用した配車が増えています。
従来の電話配車よりも手軽で便利なアプリ配車は利用者にとってメリットが多いだけでなく、ドライバーにとっても以下のように多くの利点があります。
無駄な労力をかけずに乗客を見つけられる
行き先が事前にわかり、走行ルートを計画しやすい
キャッシュレス利用が多く、金銭トラブルのリスクを減らせる
タクシーアプリの利用者は今のところ若年層が多く、彼らの利用時間は飲み会帰りの夕方〜夜や通勤前の早朝が中心です。
夜勤であれば、こうした時間帯の需要を効率的に取り込むことができ、安定した営業につながります。
また、若年層の新規顧客を獲得する場としても夜勤は大きな魅力があり、アプリ配車のメリットを最大限に活かせる働き方と言えるでしょう。
自分の時間を有効に使える
夜勤は、ワークライフバランスを重視する人にとって大きなメリットのある働き方です。
日中に自由な時間が確保できるため、昼間にしかできない用事や活動を効率よくこなせます。
例えば、夜勤明けの午前中に仮眠をとり、午後から家族行事に参加したり、役所や病院など平日の日中でしか対応できない用事を済ませたり、混雑を避けて買い物をすることも可能です。
このように、夜勤は仕事とプライベートの時間を柔軟に調整しやすく、限られた時間を有効に使える働き方と言えます。
昼よりお客様とコミュニケーションをとれる
夜勤で心配されがちなことのひとつに、お酒を飲んだお客様への対応があります。
確かに深夜の時間帯はそのようなお客様も多いですが、逆にコミュニケーションをとる機会にもなりえます。
夜勤では、飲み会帰りで気分がほぐれている方や、イベント帰りで高揚している方など、昼間には出会えない個性的なお客様と接することが増えます。
自宅までの長距離乗車になることも多く、移動中に自然な会話が生まれることも少なくありません。
こうしたコミュニケーションは、タクシードライバーとしてのやりがいを高めるだけでなく、信頼関係の構築やリピーター獲得にもつながります。
ただし、一定以上に酔いがまわっているお客様については、プロの対応が必要になる場合もあります。トラブル回避の意識をもって接することが大切になるでしょう。
夜勤で気をつけたいポイント
タクシードライバーにとって夜勤は、効率的に稼げるなど多くのメリットがあります。
一方で、夜勤ならではの注意点も存在します。
安心して夜勤を続けられるように、以下のポイントについてチェックしておきましょう。

夜道の安全対策
夜間の運転は、交通量が少なくなるという点では運転しやすい反面、暗くて見通しが悪い場所では事故のリスクが高まります。
特に住宅地付近では歩行者や自転車の動きに注意し、慎重に運転することが大切です。
また、街灯の少ない場所や暗い路地は避ける、無理な追い越しや急ハンドルを控えるなど、リスクを最小限にする行動が求められます。
雨や雪など悪天候時には速度を落として、いつも以上に安全運転を意識しましょう。
休憩を十分にとる
夜勤は交通量が少なく運転に集中しやすい一方で、深夜の眠気や疲労との戦いが避けられません。
特に「魔の時間帯」とも呼ばれる0時~3時は、体温や集中力が一段と低下しやすく、事故リスクが高まる時間です。
夜勤を無理なく続けるには、こまめに休憩を取り、仮眠や軽いストレッチを行うなど、意識的に集中力を回復させる時間を設けましょう。
また、疲労や体調不良を感じたら無理をせず勤務時間を調整することも重要です。
稼ぎたい気持ちから無理を続けると、集中力や判断力の低下を招き、事故やトラブルのリスクが高まります。
自身の体調を優先して適切に休憩や仮眠を取り入れることが、夜勤を安全に長く続けるコツです。
体調管理を行う
夜勤は生活リズムが昼夜逆転するため、睡眠の質が低下し、慣れるまでは体調を崩す人も少なくありません。
さらに、食生活の乱れや運動不足が重なると、体に大きな負担がかかってしまうこともあります。
少しの不調でも運転や接客に影響が出る可能性があるため、日頃から自分の健康に気を配ることが大切です。
夜勤を無理なくこなすためには、次のような工夫が効果的です。
「質の良い睡眠」を心がける
バランスの良い食事を意識する
座りっぱなしを避け、業務の間にストレッチなどを取り入れる
タクシードライバーはお客様の命を預かる仕事でもあるため、常に万全の体調で業務に臨めるよう、日々の体調管理をしっかり行うことが重要です。
治安の悪い地域を把握する
安全に夜勤のタクシーを行うためには、犯罪リスクの高い地域や危険な場所を事前に把握しておくことが重要です。
夜間は犯罪が発生しやすい時間帯でもあるため、過去のトラブル情報や警察・地域からの注意喚起を参考に、危険を避けるルートを計画しましょう。
また、現金や貴重品の管理に注意し、常に防犯意識を持つことが大切です。
さらに、同僚や運行管理者と情報を共有することも有効です。
トラブルになりやすい客層や場所、時間帯などの情報を把握しておくことで、危険な状況に遭遇した際に適切に回避できる行動パターンを身につけられます。
収入アップのコツ
ここからは、タクシードライバーが収入をさらにアップさせるためのコツをご紹介します。
夜勤で効率よく稼ぐためには、ただ働くだけではなく「いつ・どこで働くか」と「お客様との関係」を意識することが重要です。

稼げるエリアと時間帯を選ぶ
売上を伸ばすためには、タクシーがよく利用されるエリアや時間帯をしっかりと把握して戦略的に動くことが求められます。
需要が集中する場所を狙うことで、効率的に乗車機会を確保できます。
繁華街や飲食店街
駅周辺のターミナル
イベント会場周辺 など
これらのエリアは飲み会帰りやイベント終了後の帰宅客が多く、深夜でも安定した乗車が期待できます。
また、時間帯ごとに客層も異なります。
乗客の多い時間帯とエリアを組み合わせて待機場所やルートを工夫することで、空車時間を最小限に抑え、効率よく稼ぐことができます。
リピーター客の増やし方
タクシー業界では、一度乗車してくれたお客様との信頼関係を築くことが、安定した収入につながります。
丁寧な接客や会話で安心感を提供し、次回も利用してもらえるような対応を心がけましょう。
また、アプリ利用時のメモ機能や配車履歴を活用して、リピーター客を効率的にフォローすることも有効です。
まとめ
効率よく稼ぎたいタクシードライバーにとって、夜勤は非常に魅力のある働き方です。
夜勤では、深夜割増料金が適用されることや、飲み会帰りやイベント帰りの長距離利用客が多いことから、短い時間でも効率的に収入を伸ばすことができます。
さらに、夜勤を含む隔日勤務を選べば、まとまった休日を確保できるため、プライベートとの両立も可能です。
もちろん、夜勤で安定した収入を得るためには、安全対策や体調管理、地域の治安などのチェックも大切です。
しかし、これらを意識して働くことで、未経験からでも高収入を目指せるチャンスがあります。
「しっかり稼ぎたい」「自由な時間も確保したい」「新しい業界で挑戦したい」このような思いを持つ方にとって、夜勤タクシーはまさに理想的な選択肢です。
まずは一歩踏み出して、夜勤ならではの高収入と働きやすさをぜひ体感してみてください。
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夜勤は決して楽な働き方ではありません。
しかし、収入を重視したい方や、昼の時間を有効に使いたい方にとっては、無理なく続けやすい現実的な働き方です。
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