BLANCPAIN GT SERIES ASIA Rd.7-8 DAY1

今シーズンのメインレース、富士ラウンドが終わりすぐにでもブログを書こうとしたのだが、チームの残務処理などに追われていたらあっという間に10日間も経ってしまい、反省。。。

自分的には、盛り沢山のレースウィークだったので3部構成でご紹介します!

Porsche Team EBI

まずは、DAY1の金曜日。

鈴鹿のレースで一番学んだことは、2018EVO PACKAGE仕様が相当なエアロダイナミクスを発生させる一方、ドラッグ(空気抵抗)も大きく直線スピードが落ちてしまうこと。そして富士スピードウェイは直線が1.5キロもあるハイスピードコースであることから、写真のようにフロントカナードやボンネットなどを交換し、昨シーズンまでの仕様に戻すことをチームは決断した。合わせてリアウィングの角度を減らすことでメーター上のトップスピードは275km/hくらいは出るようになった。

 

Porsche Team EBI

そしてさらに、ダンロップコーナーがこのところの猛暑のせいか、路面補修の関係でショートカットコースにレイアウト変更された。お陰でポルシェにとってはちょっと苦手なコーナーになってしまったけど、ドライバーとしては比較的単調なコースの中で攻め甲斐のあるコーナーに変わって良かった。

 

世界中で行われているBLANCPAIN GT SERIES の代表、ステファン・ラテルも来日、ドライバーズブリーフィングにも登場し来年の計画を発表。アジア圏の着目度の高さが伝わってくる内容だった。

 

Porsche Team EBI

今回のレースに参戦する日本人レーサーだけの記念撮影。

 

Porsche Team EBI

Porsche Team EBI

山野兄弟は全く似てない(笑)

強いて言えば、背丈と声は似ている。

肝心なレースやチームに対してもアプローチの仕方が似てないところも多かったけど、勉強にもなったし、目指す先や理想はかなり似ていて一安心。

 

Porsche Team EBI

ちなみに、今シーズンも装備品はAlpinestarsをDjac大嶺さんに発注。オリジナルデザインに加えて、特注(日本人選手では初)でソールにはカーボンを敷いてシューズ自体の剛性をアップしてもらいました。お陰様で踏む力をよりダイレクトにペダルへと伝わるようになってドライビングが本当に良くなった。Djac大嶺さん、SPK中村さん、深く感謝申し上げます!

 

Porsche Team EBI

世界唯一のポルシェ認定ビストロThe Momentum by Porscheでもしばらくの間、展示してますので是非ご覧ください!

 

Day2に続く

Rainbowtown FM 出演しました!

Porsche Team EBI

ラジオ番組に出演した経験は何度かあるけど、それは全てサーキットで収録したもの。昨日は、人生初めての生出演。もちろんスタジオに入るのも人生初。

 

Porsche Team EBI

やや緊張気味に番組がスタート。

今回は知人のお肉大好きなDJ TAKAさんのご好意で、ご本人の持つラジオ番組『DJ TAKAのSuper Magic Talk』に出演。流石DJ TAKAさん、いつもに増して渋い声でトークが本当に上手い!

世界一運転の上手いタクシー会社の社長なんて紹介されて、照れ笑い。

 

Porsche Team EBI

1曲目の音楽を流している隙に、DJ TAKAさんと記念撮影。

話の内容は、僕自身の経歴や國際グループ、Porsche Team EBI、そして来週末開催されるBLANCPAIN GT SERIES ASIAなどなど。30分枠があっと言う間に終わってしまった。

 

Porsche Team EBI

そもそも、レーシングスーツを着て、ヘルメットをスタジオに持ち込んだ奴は、きっと初めてだろう(笑)

来週末のBLANCPAIN GT SERIES ASIA、応援をよろしくお願いします!

BLANCPAIN GT SERIES ASIA

様々なサイトのご案内です。

是非、チェックして応援してくださいね!!!

 

Porsche Team EBI

Porsche Team EBI公式Facebookページ

https://www.facebook.com/porscheteamebi/

 

レース主催者公式ホームページ

https://www.blancpain-gt-series-asia.com

 

レース主催者公式YouTubeチャンネル

 

 

レース主催者公式Facebookページ

https://facebook.com/blancpaingtseriesasia/

 

Porsche Team EBI

次は富士スピードウェイでお待ちしてます!

Rainbowtown FM 出演します!

Porsche Team EBI

7月13日 22:00〜22:30

DJ TAKAさんにご招待頂き、出演させて頂くことに!!!

今シーズン、Porsche Team EBIから参戦中のBLANCPAIN GT SERIES ASIAの話題を中心にお話する予定!

視聴方法はスマホアプリ『リッスンラジオ』または、USTREAMから。

BLANCPAIN GT SERIES ASIA Rd.5-6

6月30日〜7月1日、三重県の鈴鹿サーキットでBLANCPAIN GT SERIES ASIA第5戦、第6戦が開催。僕も参戦してきたので、レースやチームをご紹介。

『GT3』と言われる人気レースの火付け役(主催者SRO)のアジア版が日本に上陸して2年目。我々、Porsche Team EBI(國際グループのポルシェ販売会社、Excellence/Bright Internationalの略)も昨年より世界の強豪と戦ってきたレースがまた日本に帰ってきた。

 

Porsche Team EBI

↑Sの文字の上に座っているのが僕のレース人生20年で初めてコンビを組む実兄の山野哲也。その左隣が僕。ヨーロッパ、オーストラリア、アジア圏など様々な人種がこうやって揃うのも、とても新鮮。そして当然、レース運営における共通言語は英語なのだがこれがまた大変。。。

 

Porsche Team EBI

とりあえず、チームスタッフ全員で記念撮影。

兄以外のスタッフは、全員ポルシェ販売店の従業員。つまり普段は、お客様の大切なポルシェを整備するポルシェセンター世田谷、目黒、小石川のサービスメカニック。

 

Porsche Team EBI

2012年からディーラーチームとしてポルシェカレラカップジャパンに参戦。今では、ベテランレースメカニックが新卒メカニックに対してトレーニングまでできるようになってきた。

 

Porsche Team EBI

レースは限られた走行時間の中で、どれだけ豊富なデータを得られるかが勝負。メカニック達は、車がピットに戻ってくると素早くエアジャッキで車を持ち上げて、タイヤ空気圧/ウィング角度/サスペンション/アンチロールバー/キャンバー角の調整をしたり、タイヤの表面温度を測定する。

 

Porsche Team EBI

そしてまたコースを走らせ、タイムやドライバーのコメントなどを聞いたエンジニアが分析して、次は何をするかを決めたりする。もちろんセオリーがあるのだが、その通りいかない事も多く、そこが面白いし勉強になる。

 

Porsche Team EBI

今年はヘルメットも一新。このヘルメットはカーボン製で約50万円もしますが、命を守ってくれる重要な装備品なので仕方ないところ。

右側の女子もチームにとっては重要な役割があって、20人近いチームスタッフのスケジュールから食事の管理まで何でも1人でやってくれます。

 

Porsche Team EBI

手前に見えるのはピットと無線交信するためのケーブルと水分補給するためのチューブ。夏場は車内の温度が60度前後になる事もあるので、水分は必須。

 

Porsche Team EBI

500馬力オーバーのレーシングカーが一斉にフル加速して1コーナーに飛び込んでいくスタートシーン。

 

Porsche Team EBI

スタート直後の2コーナーから3コーナーの様子。ポジション取りと接触リスクを同時に考えながら走らなければならないという緊張感が伝わってくる画像。

 

Porsche Team EBI

コースの内側から近距離でレースを観戦、撮影しているレースファンの様子。

 

Porsche Team EBI

ピット作業の内容は、ドライバー交代とタイヤ交換。

簡単に見えるようで実は結構大変で、ドライバーもメカニックもヘルメットやグローブをしているので視界が狭かったり指先が上手く動かなかったり。そしてタイヤ交換は持ち運びを含めて4輪を2人だけで交換しなければならないので、筋力、体力と冷静な判断が必要。

 

Porsche Team EBI

このポルシェ(911GT3R)は、良くロール(車体が傾く)するようで、レーシングカーの中でも市販車に近い動きが特徴的。

 

Porsche Team EBI レースが終了すると最後にチェッカーフラッグが振られる。ドライバーもメカニックも、ホッとする瞬間。

 

レース結果は以下の通り

Rd.5 予選18位 決勝12位

Rd.6 予選16位 決勝10位

 

Porsche Team EBI

昨年に比べても、応援にお越し頂いたファンの方が多く、このレースに参加して良かったと思う瞬間。と同時に、満足いく結果では無かったので次戦の富士スピードウェイでは必ず表彰台へ登ると決心!

 

その富士スピードウェイではポルシェオーナー様をはじめ、レーススポンサー様、関係者様、グループ社員など数多くの方が応援に来て頂くと聞いてますので、僕もチームスタッフも準備に気合が入ってます!

 

Porsche Team EBI

7月21日、22日は是非、富士スピードウェイにお越しください!!!

The Rally -Amazing Moment-

The Rally

今年はポルシェ911が誕生して70周年。

その70周年を祝うために國際グループのポルシェ販社であるEBIグループは、The Rally-Amazing Moment-を企画開催、そして運営スタッフの9割以上は自社の社員という、チャレンジングなイベントをご紹介!

 

 

The Rally

スタート地点は代官山T-SITE。

911に合わせて参加台数は91台。

 

The Rally

新旧様々な911が並ぶ姿は、本当にカッコいい。

そして、朝早いというのにオーナーや関係者がとても楽しそうに立ち話し、スタートを心待ちにしていたのが印象的。

 

The Rally

記念すべきラリーがスタート!

 

The Rally

ラリーイベントなので、途中途中には予め設置されたチェックポイントに立ち寄って、このようなスタンプを押してもらう。

 

釜めしで有名なおぎのやもチェックポイント。

 

別荘地で有名な旧軽井沢倶楽部での昼食。

 

The Rally

標高2000mの高峰高原ホテルもチェックポイントの1つ。

クラシックポルシェでもガンガン登れてしまうこともポルシェの魅力!

 

ようやくここで、山野直也の唯一の役目。

鬼押し出し園の駐車場を使ったジムカーナのゲストドライバー!

 

The Rally ジムカーナ

この写真は、お客様を助手席や後部座席にお乗せして、スタートに並ぶところ。

通称サーキットタクシーならぬ、ジムカーナタクシー。

タクシー会社代表としての、見せどころでもある(笑)

目の前には浅間山と可愛い笑顔でポルシェクレストフラッグを振ってくれるEBI Ladiesが待ち受けてくれていた。

7月21日〜22日に富士スピードウェイで開催されるBLANCPAIN GT SERIES ASIAにもこの女の子達が応援に来てくれる予定!

是非お楽しみにー。

The Rally ジムカーナ

デモカーは最新の911カレラ4S!

リアエンジンに加えて4輪駆動だから420馬力あっても滑る事無くトラクションは最高。

でも、せっかくのジムカーナのデモランだからリアタイヤを派手に滑らせたかったという心残りも。。。

 

The Rally ジムカーナ

そして、参加者全員で記念撮影。

天気が良くて本当に良かった。

 

The Rally

ジムカーナの後は、お客様とご一緒に軽井沢マリオットホテルで美味しい夕食&パーティー。

 

The Rally

遥々ドイツ本国からポルシェAGの方にもお越し頂き、ポルシェの歴史や911について熱く語ってくださいました。

 

The Rally

Day 2も朝から快晴。

木々の緑も深く、清々しい軽井沢らしい朝。

 

The Rally

2日目のスタートシーン。

スタッフに見送られ気持ち良さそうなポルシェセンター世田谷の総支配人も、クラシックポルシェで参加。

 

The Rally

途中のチェックポイントでは、The Rallyオリジナルサーモボトルに美味しいハーブスパークリングを入れてプレゼント。

 

The Rally

ここもチェックポイントの1つ。

 

The Rally

2日目にもなるとチェックポイントでポルシェフラッグを振ってくれる方も多く。

 

The Rally

山梨のシャンモリワイナリー併設のレンストランシャンモリで昼食。

 

The Rally

そして、皇居前のパレスホテル東京のゴールシーン。

2日間に渡る555.5kmという長距離走行にも関わらず、ほとんどの911をお迎えする事ができ、一安心。

 

The Rally

修了式はパレスホテルのお隣、和田倉噴水公園レストランで開催。

 

The Rally

サックスによるライブに加え、ベストペア/ベストドレッサー/一番古い登録車両/一番新しい登録車両/定時走行/ジムカーナ/総合表彰など、盛り沢山の表彰&修了式となりました。

 

The Rally

一大イベントが終わりお客様をお見送りした後、ゴールと修了式に関わった極一部のスタッフと記念撮影。疲れているはずなのに、みんな笑顔。

イベント全体を通したら、この3倍ぐらいのスタッフが運営に関わったと思うくらい、とてつもなく壮大なイベントだった。

ほぼ自社スタッフによる初めての試みだったという言い訳は、ご参加頂いたお客様からすれば全く関係のないことだと分かってはいたが、これほどまでにお客様にご迷惑をお掛けし、想定外のトラブルに直面したイベントは無かった。自分の担当だったジムカーナ会場も然り。。。

一方、ほぼ社員スタッフで構成されていた運営のお陰で、お客様に対するホスピタリティーは凄かった。お客様のために一生懸命動いている姿勢がお客様に伝わり、笑顔とお褒めの言葉を沢山頂けた。

こんな大きなギャップは自分の人生では初めて。。。

とにかく参加して頂いたお客様とEBIグループの社員の皆さんへの深謝と、こんな貴重な経験をしたのだから反省を最大限活かして、より良い会社づくりを目指そう。

ではまた。

BLANCPAIN GT SERIES ASIA参戦

Porsche GT3 R BLANCPAIN GT SERIES ASIA

今朝、BLANCPAIN GT SERIES ASIAを主催しているSROから上記のニュースが発表されました。

このレースは、世界的にGT3/GT4カテゴリーで最も人気のあるBLANCPAIN GT SERIESのアジア版。我々、國際グループの中でポルシェ事業を担っているEBIグループより昨シーズンから挑戦しているレース。シリーズに参戦するチームの母体はアジア圏が多いものの、ドライバーやエンジニアは欧州を中心とした自動車メーカー関係者が多く、パドック内は国際色豊かで上位チームは凄くレベルが高い。

2017 BLANCPAIN FUJI

このようなレースに、今シーズンは7月の富士スピードウェイに加え、6月の鈴鹿サーキットにも参戦する。また長年、オファーし続けた実兄の山野哲也との初タッグを組むこと、再編成されたポルシェディーラーチーム、さらには911GT3Rが2018 Evo packageへとアップデートされたマシンなど楽しみが多い!

応援パック

そして毎年開催しているお客様を対象とした応援パックの参加者も、各ポルシェセンターでご応募を受け付けている。

Porsche 911 GT3 R

ホスピタリティと共にサーキットにおける特別な体験をご提供することで、より魅力的なポルシェライフを過ごして頂きたいと願う我々の強い思いを感じてもらえれば幸いです。

 

ではまた。