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タクシー運転手(タクシードライバー)の仕事とは?

【タクシー運転手(タクシードライバー)の仕事とは?】

タクシー運転手(タクシードライバー)という仕事に興味をお持ちの方は案外多いものですが、車を運転する仕事であるという点のほかには、比較的自由な働き方ができることや、高い年収が期待できる点などは、意外と知られていません。

 

本記事では、タクシー運転手の仕事内容や、タクシー運転手になるために必要なもの、そしてタクシー運転手という職業の魅力について、詳しく説明します。

 

 

目次

タクシー運転手(タクシードライバー)の仕事とは?.. 1

タクシー運転手(タクシードライバー)の仕事内容.. 2

タクシー運転手(タクシードライバー)の働き方.. 3

勤務の流れ… 4

タクシー運転手(タクシードライバー)になるには?.. 5

必要な資格「普通第二種運転免許」… 6

働く地域によって必要だった「地理試験」… 7

タクシー運転手に向いている人… 8

タクシー運転手(タクシードライバー)の魅力.. 8

まとめ.. 9

 

 

 

          【タクシー運転手(タクシードライバー)の仕事内容】

タクシー運転手(タクシードライバー)とは、様々な場所にいらっしゃるお客様を目的地まで、安全・安心の運転で送り届ける仕事です。

 

一見するとシンプルにも思えますが、タクシー運転手に求められる、いくつかの職能もあります。例えば、勤務圏内の地理や交通事情を把握していること、適切な運転技術を身に着けていることなどです。

 

また、タクシーを運転するための免許である「普通自動車第二種運転免許」の取得も必要になってきます。

 

運転に関わる部分の他にも、タクシー車両を点検する知識や技術、あるいは接客業としてお客様と適切なコミュニケーションができる能力も重要になります。

 

さらに、ガソリン給油や車内清掃、走行経路や運賃といった乗務記録の記入、果ては万が一の事故発生時に供えた救急措置といったことも、業務内容に含まれています。

 

このように考えると、タクシー運転手の仕事とは、単に車を運転するだけでなく、多岐に渡る業務内容から成り立っている事がわかります。

 

とはいえ、そうした仕事内容をよく見ると、なり手を選ぶような厳しい内容が並んでいるわけでもありません。

 

車の運転技術や車内の清掃、ガソリン給油といったあたりは、普通免許(普通自動車第一種運転免許)を持っていてそれなりのドライバー歴があれば、多くの方がすでにお持ちの能力ではないかと思います。

 

タクシーで乗客を乗せて運転するための免許(普通自動車第二種運転免許)の取得については、第一種免許を取得後の運転経歴が通算で3年以上という条件さえ満たしていれば、あとは第二種免許取得のための各種試験にかかる費用は、タクシー会社が負担してくれるケースも多くなっています。

 

走行経路や運賃などといった乗務記録の記入は、ある程度の社会人経験、あるいはアルバイト、学校やクラブ活動などといった社会的な場での経験があれば、ほとんどの方が習得可能でしょう。

 

しいて言えば、お客様との会話力というところでは、得意な方と苦手な方とが分かれるかもしれませんが、必ずしもタクシー運転手がお客様を楽しませるようなトークをしなければならないわけではありません。他者との日常的な会話を行うのに特に苦労がなければ、この点も特段の問題にはならなそうです。

 

このように、タクシー運転手(タクシードライバー)になるまでのひとまずのハードルは、けして高くはありません。むしろ、こうした基本的な能力を有していて、そのうえ車や運転が好きだとか、知らない方とお話するのが好きだとかいった方であれば、タクシー運転手の仕事内容は、実におすすめの職業であるとも言えます。

 

 

 

          【タクシー運転手(タクシードライバー)の働き方】

タクシー運転手(タクシードライバー)の働き方は、おおむね三種類です。月11日程度働く「隔日勤」、そして、月22日程度働く「昼日勤」と「夜日勤」です。

 

月11日程度(多い場合は13日程度)働く隔日勤のタクシー運転手は、割合として多い印象です。

 

隔日勤では、一度に15時間から19時間程度勤務し、翌日を休みとする働き方です。朝(6〜10時頃)に点呼というかたちで勤務開始し、それから定められた時間を目安に勤務します。

 

隔日勤は、1日に2日分働くイメージです。つまり週2〜3勤務、あるいは月11〜12勤務で、月の残り17〜20日ほどは休日になります。こうした働き方は人によっては非常に効率がよいと言えます。

 

対して、月に22日程度働く日勤には、昼間働く昼日勤と、夜間に働く夜日勤があります。

 

日勤は昼夜どちらも、おおむね8〜9時間働きます。点呼(勤務開始)は昼日勤なら朝(6〜8時頃)、夜日勤なら夕方(午後6時頃)が多いようです。

 

日勤は週5程度のペースでの勤務となります。隔日勤がライフスタイルに合わないなどの理由から、日勤を選ぶタクシー運転手も多くいます。

 

隔日勤、日勤のいずれも、曜日を問わず勤務可能で、平日休みが多くなります。これは、混雑を避けたり、レジャーなどの料金を安く済ませたりとメリットも大きく、その点を評価してタクシー運転手になる方もいます。

 

 

 

                    【勤務の流れ】

タクシー運転手の勤務の流れは基本的に、下記のようなものとなります。

隔日勤の例

7:45

出勤

8:00

乗務

12:00

休憩(1)

13:00

乗務

19:00

休憩(2)

20:00

乗務

22:00

休憩(3)

23:00

乗務

26:30

帰庫

26:45

退勤

 

昼日勤の例

7:45

出勤

8:00

乗務

12:00

休憩

13:00

乗務

17:45

帰庫

18:00

退勤

 

例としてこのように書きましたが、休憩時間は実際には、各ドライバーの判断でタイミングを見計らって取られるのが一般的となります。

 

また勤務日は、ひと月ごとに作成するシフトに準じて決まります。ある程度は自分の希望や予定を反映するシフトを組むことができるため、自由に休日を取りたい方などには嬉しい点です。

 

なお、タクシー運転手の拘束時間や休息時間には、厚生労働省や国土交通省による規定があり、それを逸脱する労働条件は許可されていないのも、安心ポイントです。

 

参考:「ハイヤー・タクシー運転者の改善基準告示」(厚生労働省)

 https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/taxi/notice

 

 

 

【タクシー運転手(タクシードライバー)になるには?】

タクシー運転手になるために必要なものとしては、上述の「普通自動車第二種運転免許」が代表的なものです。

 

なお以前は、勤務地域によっては「地理試験」への合格も必要でしたが、こちらは現在、取得は不要となっています。

 

条件というわけではありませんが、タクシー運転手という職業に向いた適性というものもあると言えます。

 

次は、こうしたタクシー運転手になるために必要なものや適性について解説します。

 

 

 

【必要な資格「普通第二種運転免許」】

必要なもののうち最も代表的なのが、「普通自動車第二種運転免許」です。

 

日本の道路では原則として、タクシーやバスのような「お客様を乗せて走る自動車(旅客自動車)」を運転するには、この第二種免許が必要です。

 

第二種免許には他にも、中型免許、大型免許、大型特殊免許、けん引免許における第二種が存在しますが、タクシー運転手に必要なのは、このうち「普通免許」の第二種になります。(以降、この普通自動車第二種運転免許を「第二種免許」と呼びます)

 

第二種免許は、仕事として人を乗せて走るという責任上、取得条件が通常より厳しくなっています。主な内容は次の通りです。

 

  1. 満年齢が21歳以上
  2. 一種免許取得から3年以上経っている
  3. 視力が片眼0.5以上、かつ両目で0.8以上、かつ深視力2cm以下
  4. 10mの距離で90デシベルの警報機の音が聞こえる

 

3の視力はメガネなどでも可、また4の聴力も補聴器などが認められており、このあたりでタクシー運転手になる条件に適合しない方は多くはないと思います。しかし、1の年齢要件と、2の第一種免許取得歴については、条件を満たしていない方がいらっしゃるかもしれません。

 

1の年齢要件における満年齢とは、年齢を聞かれた際に答える年齢、実年齢のことです。誕生日が2000年1月1日なら、2023年12月31日の満年齢は23歳、2024年1月1日の満年齢は24歳です。

 

このため、いくら第一種普通免許を保有していても、20歳以下ではタクシー運転手として働けません。

 

また2の第一種免許取得歴について、例えば今、満21歳でも、第一種免許取得が20歳で、免許取得歴1年だと、タクシー運転手にはなれません。

 

このことから、タクシー運転手になれるのはいくら若くても、18歳にときに第一種免許を取った、現在21歳の人、である必要があります。

 

こうした条件を満たしていれば第二種免許を取得できますが、こちらも第一種と同じように、試験に合格する必要があります。試験は難しく、教習を受ける必要もあるでしょう。

 

この教習や試験にかかる費用は25〜40万円程度です。さらに教習所や試験会場までの交通費などもかかるでしょう。しかしこうした費用は、入社するタクシー会社が負担してくれるケースが多くなっています。

 

近年は新卒でタクシー運転手として就職するケースが珍しくなく、タクシー会社もすでに第二種免許を持った人材だけ募集するのは現実的ではないため、未経験のタクシー運転手のなり手に対してこうした費用を負担するのは、むしろ普通のことになってきています。

 

 

 

【働く地域によって必要だった「地理試験」】

一つの試験として、「地理試験」という名前を聞いたことがある方もいるでしょう。しかし現在は、こちらは廃止となっています。

 

地理試験とは、東京、大阪、神奈川でタクシー運転手として働く際に必要だった、地域の主要幹線道路や主要施設について問われる筆記試験です。

 

内容が難しさから、タクシー運転手の増加を阻害している、といった声も聞かれた試験でしたが、2024年2月29日に国土交通省より、こちらを廃止とする省令が発効されました。

 

参考:「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」(公益財団法人東京タクシーセンター)

https://www.tokyo-tc.or.jp/driver/geography/

 

このことにより、タクシー運転手になるためのハードルはさらに下がったといえます。

 

 

 

【タクシー運転手に向いている人】

 

タクシー運転手に適性というものはあるでしょうか? タクシー運転手に向いている人についても考えてみます。

 

まずは「車の運転が苦でない人」でしょう。普通免許(第一種免許)を持っていても、車の運転が苦手だとか、ペーパードライバーだとかいう方は珍しくありませんが、そうした方以外で車の運転を楽しんでいる方は多いのではないでしょうか。

 

また「人と接するのが好きな人」はタクシー運転手に向いていると言えます。タクシーに乗車するお客様は老若男女様々ですが、どんな方であってもタクシー運転手は直接に応対し、お客様の要望を聞き取って、目的地まで送り届ける必要があります。

 

お客様を目的地に送り届けるためにも、乗車中の時間を快適に過ごしていただくためにも、人と接する能力はタクシー運転手の業務に大いに役立ちますし、そうした方はタクシー運転手の適性が高いと言えます。

 

 

 

【タクシー運転手(タクシードライバー)の魅力】

タクシー運転手(タクシードライバー)という仕事の魅力としては、「車を運転する仕事であること」、「自由に働けること」、そして「稼げること」といったところが大きいでしょう。

 

まず、車が好きな人にはタクシー運転手が魅力的な仕事であるのは、言うまでもありません。プロとして人を乗せ、ハンドルを握ってお金を稼げるタクシー運転手という仕事は、車の運転に喜びを感じる人にはまたとない仕事でしょう。

 

「自由に働けること」も、タクシー運転手の大きな魅力です。上述のようにタクシー運転手は、働く時間も、働く日数も、自分の裁量で選べる幅があるため、プライベートを大切にしたいとか、他に副業があるとかいった方は、タクシー運転手という仕事をするメリットがあります。

 

最後に、「稼げること」は、タクシー運転手という仕事の大きな魅力になります。

 

ご存知の方は多いでしょうが、タクシー運転手の収入は、基本給プラス歩合給、つまり「ほぼ完全な実力主義」です。歳も経験も学歴も関係なく、がんばった分だけ給料が増え、人によっては20代で年収700万や800万という方もいらっしゃいます。若いうちからしっかり稼ぎたいという方には、タクシー運転手という道が絶好のチャンスになるでしょう。

 

【まとめ】

ここまで見てきた通り、車を運転し、比較的自由な働き方で、自分次第では大きなお金を稼ぐこともできるタクシー運転手という仕事には、年齢の若い方にも大きな魅力のある仕事です。

 

あるいは年齢が比較的上の方であれば、運転技術や、対人コミュニケーションのスキルなど、それまでの人生のなかで自分が身につけてきたものを活かして働ける部分など、タクシー運転手という仕事にはメリットがあります。

 

近年のタクシー会社は、先に述べた第二種免許取得費用の負担などのほか、賞与や社会保障、寮制度、あるいは本社屋における仮眠室やサウナや大浴場といった設備面でも、タクシー運転手が満足して働けるような制度を整えているところも増えています。

 

この記事でどこか気になったところがある方は、ぜひタクシー運転手という仕事を目指してみてはいかがでしょうか。

 

 


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